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2014年11月28日 (金)

勘違い芸人の発言が世の中を歪ませる

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維新支持?の吉本芸人たむらけんじことたむけんがまた政治的なツイートをしていました。この人は選挙が近づくとこういうことを言いたがります。

たむらによると「日本の借金は1000兆」だから「議員の食いぶちばっかり考えないで」「無駄をなくして利権をぶっ壊せ」とのこと。こういった認識をお持ちの方は多くいて「なるほど、もっともだ」とお考えになる方は多くいらっしゃるかもしれません。でも、私は敢えて「その見解は間違い」だと指摘いたします。

まず、日本の借金は1000兆という、その言い方はおかしいです。日本は世界最大の金持ち国、『対外純資産国』なのです。日本の中の一部門、日本政府が借金を抱えているに過ぎません。なので正しくは「日本政府の借金」と言わねばなりません。おまけにたむらは日本政府が借金と同時に資産を抱えていることを無視しています。また、日本政府は円建てで借金をしているので、いざとなれば日本円を発行して必要なだけ返済すればいい話です。

これまで日本政府は借金が多すぎると散々騒がれてきました。しかし、一向に破産する気配はありませんし、海外に金融不安が高まると、リスク回避のためにと日本円が買われます。日本が破産しそうなら日本円なんて見向きもされないはずです。

たむらはただ、マスメディアから垂れ流される日本経済の悲観論を鵜呑みにして、単純な経済観を披露したに過ぎません。

「借金があるんだ!だから無駄をなくすんだ!」という意見は一見もっともそうに見えますが、実はそう簡単ではないのです。

「無駄をなくすという行為自体も、下手をすれば経済の低迷を招き、更なる税収減につながってしまうかもしれない」とか、「そもそも、政府の役割は国債発行や通貨量の調整により経済がうまく回るように環境を整えることであり、借金の返済のみを是とするべきではないのではないか?」とか・・

経済を考えるにはさまざまな事柄に思考を巡らせねばならないのであって、たむらけんじのような表面的なコメントしか出来ない人間が口を挟む余地がないのです。

ものの見方が浅はかだから、たむらの提案する問題の解決方法も「悪いやつをやっつけよう」といった程度の浅はかなものになっています。善悪二元論的な考え方しか出来ていません。

しかし、たむらのように思考が浅はかな人間は、その浅はかさ故に自分が浅はかなことに気づけず、妙な自信をもって浅はかなコメントをしてしまう…といったことが往々にして見られます。

本来、人は、もっと謙虚であるべきだと思います。

たむらは芸能の世界で名を成した人物であるから尚更勘違いに陥りやすいのでしょう。しかし、彼はあくまでも芸の世界以外は素人です。関西ではそんな素人のたむらが情報番組に出演し社会問題にまで口を挟みますが、芸人にそこまでさせるなんておかしいと思うのは私だけでしょうか?

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