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2015年1月 7日 (水)

前大阪市長が指摘する都構想の問題点

平松氏Facebookページよりシェアします。

「協定書、まず区割りから始まっています。5区に分割し、北区と中央区を分離する案の区割りについて、当初は住之江区全体が湾岸区となっていたのですが、その後の維新だけで開かれた法定協議会で修正されています。自民市民15号の地図をその部分だけ拝借して見てもらいましょう。

見出しもそのまま使わせてもらいましたが、じっくりご覧ください。現在はひとつの政令市「大阪市」ですが、5つの自治体ができるということです。合区ではありません。それぞれに特別区長(市長と同じ)、特別区役所(市役所と同じ)、それぞれの議会、議員が誕生します。

協定書はこのあとに「特別区の主たる事務所の位置」と続きますが、つまり特別区の市役所のことです。たとえば北区(都島区、北区、淀川区、東淀川区、福島区)は今の市役所の住所。そして中央区(西成区、中央区、西区、天王寺区、浪速区)は西成区役所の住所が記載されています。

5つに分けられた特別区(市)の役所以外の現区役所は、それぞれの支所として使うという方向らしいのですが、例えば施設面をとっても、それぞれの特別区(新市)に独自の問題点も出てくるのではないかと心配になりませんか。税収だとか財産だとか言う前に、なんかけったいやなぁという感覚です。

「けったいやなぁ」という感覚は非常に大事だと思います。なんでそんなことするんやろ…という素朴な疑問が一番大事だと感じます。具体的に財政面、税収面では、今は一体であるからこそ、地域間格差をソフトに着地させているものがそうはいかなくなるのでは…そういう疑問を持つことが大事では。」


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都構想の住民投票がいよいよ現実味を帯びて来ていますが、都構想が『大阪市の廃止、解体』を意味するものであることが、広く周知されている気配がありません。

区割り一つとっても揉めに揉めた結果、とってつけたような区割り案で決着してしまって各区の名称も安易です。

これまで大阪市の歴史において区割りの変更は何度か行われましたが、それはより良い都市のあり方を考えて、議論に議論を重ねて行われたものです。そうして大阪市は今の形に落ち着いています。

維新は反対派を議論のテーブルから追い払い、批判的意見を一切受け付けず自分たちのやりたいように協定書をまとめ上げてしまいました。私はそのような維新のやり方に、これまでの大阪を築き上げてきた人達への敬意を感じることができません。

このような拙速なやり方で都市の形を根底から覆しただけで、「大阪から既得権がなくなる」「自分の事ばかり考えている政治家が大阪からいなくなる」等という短絡的な意見も聞かれます。しかしそんな都合のいいことはありません。

今のままでは行き詰まった感じがするから、大阪をぶっ壊して一から作り直そうといった安易で恐ろしい発想が都構想賛成派に見受けられるような気配がします。ですが、急進的な改革というのはえてして破滅的な結果を招き易いものだと思います。

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