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2015年6月 8日 (月)

安易な既得権批判に乗るのはやめよう

先日、テレビ大阪の番組での悪質な印象操作の件を記事にしましたが、結局あの後テレビ大阪はHP上でお詫びを掲載するにとどまり、番組での謝罪はしませんでした。しかし、あそこまで悪質な構成の番組作りをしたのですから、あれで終わらせてはいけないと思います。 関係者も毅然とした対応をとったほうがいいかと思われます。

そもそも既得権という言葉は、いつから悪の代名詞として使われるようになったのでしょうか?橋下は既得権という言葉を多用して、住民同士の分断を産んでいたと思います。

そして橋下が既得権としてやり玉に挙げるのは、決まって公務員とかバス運転手とか『ちょっと上の』生活レベルな人たちのことでした。こうしてやり玉にあげられた人は別にめちゃくちゃに稼いでいる訳でもありません。橋下に煽られてそうした人たちでいがみあってもなんらメリットはないはずです。また、そうしていがみ合っているのを横目に本当に不当な大もうけをしているごく一部の人が喜ぶだけです。

まさにこうした橋下の煽り文句でいがみ合いが発生するわけですが、こうしたいがみ合いではだれも得をしないのです。本来、民間バスの運転手が市バスの運転手に比べて低い給料しかもらえないのであれば、民間の低い給料を問題視しなければなりません。市バスの運転手だって働いて給料をもらっているだけですし、ここで市バス運転手の給料を引き下げたって別に民間の給料があがる訳ではないからです。

むしろ市バス運転手だって消費者としてもらった給料を消費に回しているだけですから、給料を下げてしまえば消費が滞り、景気が冷え込むだけです。そうなると結局他の民間労働者だって給料が下がってしまって、みんなが苦しくなるだけなのです。

橋下のアジテーションに乗って、安易な公務員叩きなどやってしまうと本当にろくな結果になりません。

大阪の場合は特に、公務員の待遇切り下げをやりすぎてしまっていて、結局それが市民の身に跳ね返ろうとしているところなのではないでしょうか?公務員にある程度の待遇を用意しているのだって、別に悪い既得権を与えているのではなくて、市民のために働いてもらっている対価なのではないでしょうか。

また、見方を変えれば、公務員と市民の関係性の中で、市民が得をしているという場合だってあると思うのです。

私たちの生活と、公務員との関わりをなかなか自覚できないという人もいるかもしれません。でも一度立ち返ってみて、自分の生活がどれほど公務員や行政に支えられているのかをよく考えてみた方がいいかもしれません。安易な既得権批判や公務員叩きにのせられるより、よほど有益なことなのではないでしょうか。

最後に、それでもやっぱり既得権が許せないという人は、既得権を批判していればやがてその既得権批判は自分の身にも跳ね返ってくることになりかねないと肝に銘じておいたほうがいいと思います。そもそも日本人であることが既に既得権ですからね。私たちは既得権を与えられているからこそ安心して生活していけるのです。

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