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2015年7月24日 (金)

大阪会議を妨害する抵抗勢力

本日は大阪会議の初会合の日でしたが、出だしから維新による妨害をうけ、紛糾する一幕があり報道でも取り上げられました。維新は最近存在感を低下させていましたが、やはりすんなりと大阪の地方自治から退場するつもりもないようです。

維新の議員の方々は、条例にも修正もなく賛同され、規約案に一定理解を示されていたハズなのに…。結局、松井知事・橋下市長が大阪会議を「つぶす」目的で、議論によって調整する意思を持たずに参加されたという事なんでしょう。

Posted by 柳本 顕 on 2015年7月23日

今回の騒動ですが、柳本氏が引用している記事にあるように、大阪会議の規約を定めるにあたって、橋下が規約に「これは都構想の対案であることを明記するべきである」などと強硬に主張。双方とも譲らず平行線を辿ったということです。規約に大阪都構想の対案であるという橋下の主張はいちゃもんつけにすぎません。嫌がらせをしようという魂胆です。橋下の言うことを聞く必要は一切ない局面です。

ここで、「でも大阪会議というのは都構想の対案であったのだから、橋下の言い分を聞いてもいいのではないか?」と思われる方がいるかもしれません。ですが、そのような疑問に対して柳本氏は上記の投稿でキチンと説明されています。

引用しますと

「都構想の対案=大阪会議」は正確な表現ではありません。私は、特に都構想の対案として「大阪会議」「総合区」をいう表現がされる時に気を使ってきた経過があります。
しかし、分かりやすさや簡略化を求めるあまり自民党(議員などが、私も含めて)「大阪会議=都構想の対案」という表現をしてきていなか?といえばウソになり、実際、その様な表現をしたこともあると思います。
よって、「都構想の対案=大阪会議」を認めるか認めないか?と言われれば、一定認めることにはやぶさかではありません。
しかし、今回の橋下市長の「大阪会議は都構想の対案であることを規約に明記しろ!」というのは、大阪会議を混乱させようとする明確な意図があるからこそ、明記することは認めることができないのです。

すなわち、橋下市長は自分達の政治用語であり自分達が自由に解釈のできる大阪都構想の対案が大阪会議であると明記することで、大阪会議の議題を限定しようとしているのです。
大学の統合や港湾事業の統合など、いわゆる府市統合本部で議論してきたことノミが大阪会議の議題となるとしたいのです。
そして、ただ単に府と市とで事業が重複しているものを全て悪しき二重行政と位置付けて、統合することを善とし、それが大阪会議によっても「統合する」という決着がつかない状況を見せて、結局は「対案になり得ていない」⇒「やはり大阪の問題を解決するのは都構想しかない」というロジックを成り立たせようとしているだけなのです。

ところが、そもそも大阪会議の設置条例案には、二重行政の定義も記載されておりますし、また、二重行政に関することも含めた協議事項が記載されているのです。
すなわち、都構想議論の過程で出てきた府市統合本部で議題となった事柄も確かに大阪会議の議題となり得ますが、主は、府市統合本部で出てきた統合マターではないのです。
実際、府市統合本部では、大阪府と大阪市のみでしたが、今回の大阪会議は堺市も参画しているわけですから、その意味も踏まえた議題の設定が必要となります。

よって、我々は、はなから大阪会議をつぶす目的とする規約案の変更・・・「大阪会議は都構想の対案である」と明記することに反対したのです。

ちなみに、繰り返しになりますが、維新は府議会・大阪市会・堺市会において、大阪会議の設置目的も記載された条例案(そこには、大阪会議は都構想の対案である~などといった明記は当然ありません。)に賛成しているのです。
会議の設置の目的・意義となる重要事項を規約に盛り込みたいという意思がソモソモあったのであれば、条例案に対して修正提案をすることもできたのに、彼らはそれをしなかったのです。

更には、本日提示された規約案についても、事前に事務局を通じて確認をしているはずです。我々も事前に確認をして、修正を求めるところについては、修正を求め変更してもらいました。そして、概ね規約案や代表者会議の設置案には合意した上で、今日の大阪会議に(橋下市長、松井知事以外は)臨んだはずです。

来るべき議論に備えて、はじめは事前にすり合わせをして合意のもとにスムーズに進行できる様にお膳立てはできていたのです。それを、維新の議員も知らぬ卓袱台返しを行ったのが、まさに本日の橋下市長・松井知事であったということなのです。」

ということです。自民としても大阪会議が都構想の対案のようなものであるというのは一部認めるにしても、規約に入れろという要求は呑む訳にいきませんし橋下は下心ありで提案しているので突っぱねるしかないわけですね。


しかも橋下のテンションはこんな感じで、人を不快にさせることこの上ないですね。

また吉富氏も今回の妨害は大阪会議を失敗に導くため維新が故意に仕掛けたものであるとの見方を示されています。
https://www.facebook.com/YujiYoshitomo/posts/1120728881275977?pnref=story

「▼以下は6月25日のFBに書いた拙文です。本日初会合の大阪戦略調整会議。実際、書いた通りの展開になっています。
>「維新の大阪市議の一人は狙いをこう語る。『大阪会議はうまくいくはずがない。何も決められず、必ず立ち往生する。ダブル選前にそれを有権者に知ってもらわなければならない』」(注・6月24日付け毎日新聞記事「大阪会議:設置決まる 近く準備会合」より引用)
 以前にも書きましたが、維新の本音はこれです。あえて失敗に導くための議会での「賛成」だったわけで、これっぽっちも府市の連携など考えてはいません。大阪会議が本格的に機能するのは非維新の府知事、市長が誕生してからでしょう。それまでは混乱します。というか、維新はわざと混乱に持っていくでしょうね。」

大阪会議は確かに維新の賛成を受けて成立したものでありました。しかし維新は大阪を良くする気などサラサラ無く、最初から妨害することが目的なのです。「大阪会議でも何も決まらない」「野党は大阪会議でも思いきった変革をしない」と有権者に印象操作で植え付けていく作戦です。マスコミも表立って維新の批判をすることはないためそれなりに有効な作戦となってしまいます。

大阪都構想が住民投票で否決となっても、わかってはいたことですがすんなりと大阪がいい方向に進んでいくことは難しいです。現状のところ、維新が大阪の課題解決を阻む最大の抵抗勢力と化しています。今度の市長、知事のダブル選挙で野党が勝たねば、ズルズルと維新の思うようにされかねません。負けるわけにはいかない戦いが控えています。

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