pop

  • pop
無料ブログはココログ

« ヘイトデマという意味不明ないいがかり | トップページ | 大阪府が発達障害対策で協定 »

2017年1月30日 (月)

住吉市民病院の廃止で社会的ハイリスクの問題とどう向き合うのか

フェイスブックより住吉市民病院の問題についてシェアします。



「昨日1月23日、朝日放送「キャスト」内で再び報じられた住吉市民病院問題。局内で急きょゴーサインが出て放送されたもののそうですが、「二重行政」なるものの本質を突いた、まさに息を呑むような内容になっていたと思います。
特にすぐれていると思ったのは、「医療的ハイリスク」と「社会的ハイリスク」について(そのような表現を用いないまでも)きちんと整理したうえで、問題を指摘していたことです。
府市共同住吉母子医療センター(仮称)が完成すれば高度な医療が提供されるようになり、たしかに「医療的ハイリスク」の問題は解消されるでしょう。
しかし、その「解消」のためには高額な治療費が必要とされるかもしれません。
一方、無事に出産できても経済的な問題や、周囲に支援者がいないなど、さまざまな理由で退院がためらわれるような環境は「社会的ハイリスク」の問題です。
「キャスト」でははっきりと、このような「社会的ハイリスク」をかかえた人たちが切り捨てられ、“行き場を失う”ことになる問題が指摘されていました。
問題が解消されるどころか、ますます大きなものになってしまう、というのです。
この放送ではたまたま病院の話題になっていましたが、水道、交通、公衆衛生、はては万博、IR(カジノ)に至るまで、すべての問題の本質がこれです。
「社会的ハイリスク」は、特定の誰かの問題ではありません。ソーシャルワーカーの藤田孝典さんが『下流老人』などの著書で警鐘を鳴らしているように、今や誰の身にふりかかってもおかしくないものです。
大阪は、「お金持ち」あるいは「お金持ちの外国人観光客」のためにサービスを提供する都市になろうとしているのです。」

大阪市の周産期医療が抱える問題は、提供する医療の質がよくなれば解決するというものではありません。貧困や虐待など、社会的な問題を抱えて支援を必要としている人が大阪には多く存在します。

住吉市民病院では、たとえば未受診妊婦などリスクの高い人の受け入れなどの役割を担ってきたのですが、果たしてこれからはどうなるのでしょうか。

行政が提供する医療のサービスは、そこからこぼれおちる人が出ないように広い視点を持つ必要があると思います。医療的ハイリスクにどう対応するかだけではなく、社会的ハイリスクにもきちんと対応していかないと、行き場を無くしてしまう人が出かねません。

« ヘイトデマという意味不明ないいがかり | トップページ | 大阪府が発達障害対策で協定 »

参考になるツイート」カテゴリの記事

大阪」カテゴリの記事

心と体」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/2063857/69428953

この記事へのトラックバック一覧です: 住吉市民病院の廃止で社会的ハイリスクの問題とどう向き合うのか:

« ヘイトデマという意味不明ないいがかり | トップページ | 大阪府が発達障害対策で協定 »