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2018年5月20日 (日)

ケアマネの更新研修と資質向上の話

私は今、ケアマネの更新研修を受講しています。

要介護なった人が介護保険サービスを利用する際はケアマネの資格を持った人にケアプランを作成してもらわないといけません。

ケアマネは介護保険を申請するところから代行してくれるので、介護保険サービスを利用したい人はケアマネのいる居宅介護支援事業所もしくは地域の地域包括支援センターに行って下さい。

このケアマネなのですが、なるのは非常に厳しい(めんどくさい)過程を経なければならず、まず介護福祉士などの国家資格を有した状態で5年間も介護現場での実務経験をしなければ試験資格が取れません。

試験資格を取ったら、年に1回しかない介護支援専門員更新受講試験というのを受けます。いわゆるケアマネ試験というのはやつです。合格率は15%前後くらい(といっても問題はそれほど難しいわけではありません。ちゃんと勉強していれば合格できます。)この試験を受けてはじめてケアマネ研修を受講できるので、受講終了してやっとケアマネとして都道府県に登録できるのです。

そしてようやく実務に従事して…となればこれで終わりではありません。5年に1回ケアマネ資格を更新しなければなりません。更新しなければ働けなくなります。更新のためには更新研修を受講して…私は今、この段階です。

はじめての更新の時は専門研修課程1と専門研修課程2を受けなければいけないので、計7万くらい費用がかかります。事業所は出してくれないので自腹です。(出してくれる事業所もあると思います。というか出せ。)

合計20日くらいの時間と7万の費用を払って、ようやくケアマネとして働き続けることができるのですね…

聞けば人材不足に喘いでいる事業所もいるとのことです。ケアマネ資格保持者は少なくないと思うのですが、ちゃんとした能力や見識のある人となると少ないのでしょうね。資格を取るためのハードルが無駄に高く、挙げ句待遇も悪いとなれば人材の質が下がるのは当然のことです。不思議とこの常識が通用しない人がいるのですが、まあそれは別の話。

そして私の事業所では更新研修の内容そのものに対する不満も聞かれます。
10日前後の研修があるのですが、講師の話を全体で聞くのが3割くらい。後の7割は8人くらいのグループに振り分けされて事例を提示され、この事例ならどういうアプローチをするのかグループワークをします。
事例についてグループであれやこれやと意見を言って、自分とは違う視点からの意見を聞いて参考になることもなくはないのですが、結局グループとして迷いながら意見を出しただけで終わってしまうことが少なくありません。

こういった場合はどういうアプローチが有効なのか、というのは講師から出ることがありません。グループで悩んで終わっただけ、という場合もあります。

参加者から不満が出てもしょうがないですね。お金を払ってくだらない内容の研修なら腹がたちます。

またグループの参加者のレベルが低すぎて、議論の質を低下させてしまう場合もあります。

以前のグループワークでケアプランを作成する課題を与えられました。手すりの設置をプランに入れようということで私は「このような短期目標でどうでしょうか?」と文章案を提示して課題をさくさく進めようとしたのですが、高齢のグループメンバーが「いやいやこういう文章の方が~」などと口を挟み、持論をダラダラ述べはじめ話が先に進まなくなりました。結局課題は先に進まず未完成… 。せっかく有意義にしようとしてもぶち壊されてしまいます。参加者自身に問題がある場合も少ないとは言い切れないのではないでしょうか?

私はケアマネとして仕事をするにあたり、自己学習による自己研鑽は欠かせないものと考えます。
ケアマネ研修だけが学習の機会ではない。グループワークで内容が乏しい、陳腐だと言うなら、日頃からの研鑽の内容をグループワークで披露できるようにしておくという対処の仕方だってあると思います(それでも質の低い参加者にぶち壊されてしまう可能性はなくはないですが)。

またやはり講義のあり方も考えて欲しい。自治体が関わる研修なので人材育成がちゃんと出来るよう、各分野の抜きん出た人材の意見も聞けるように、内容を充実させて欲しい。

そして大事なことはケアマネの質を上げるには、待遇改善が不可欠であろうということ。報酬を上げてもらえるのであればモチベーションも上がります。財源はどうするんだとか、国家財政がとか、クニノシャッキンガーとか言う人がいますが、まあそういう人は安藤先生の提言を聞いて勉強してください。





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