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2018年6月29日 (金)

自称精神科医の発達障害本が酷すぎた件

香山リカとか言う自称精神科医が言論活動をしてるのはかなり昔からですが、相変わらずおかしな事ばかり言っているそうです。

昔は「新型うつ」などと言う言葉を作ってうつ病への偏見を煽っていたのが記憶に新しい。


「新型うつ」は若者のわがままか?
http://synodos.jp/society/14551

という記事で香山の主張の根拠の薄弱さが明確に指摘されています。


「まず、指摘しておきたいのは、「新型うつ」という言葉や概念は、病名や診断名といった医学の専門用語ではないことです。2007年ごろからメディアを中心に広まった言葉で、精神科医の香山リカさんが使い始めてから広がっていきました。

 

「増加する新型うつ」といったようなことが言われますが、「新型うつ」の増加を示す調査はありません。病名でも診断名でもないわけですから、調査がされたことがありません。また、この言葉は日本独自のもので、海外では全く使われていません。

 「うつ病」の一般的によくある言説は、生真面目な人がなりやすいといったものや、一日中、抑うつ気分が続く、やる気が起きないものだろうと思います。「新型うつ」の言説を支持する人たちの中には、こういったうつ病を「従来型うつ」と呼ぶ人もいます。

 それに対して「新型うつ」は、「わがままで不真面目な人」だとされます。会社を休んでいるのにもかかわらず旅行に行ったり、会社でうまくいかないことを上司や同僚の責任にするなど、非常に不真面目なものとして描かれます。」

記事の全文を読んでいただければわかりますが、香山は従来のうつ病で普通にみられる症状を新型うつなどと言う言葉をでっち上げて、若者のわがままという方向に持っていったのです。

その論のいい加減さは、香山の本のアマゾンレビューでも酷評されています。

『「私はうつ」と言いたがる人たち』についたAmazonレビュー

「同業者として、あえて書かせていただきます。症状の程度やその質に違いこそあれ、あらゆるうつ状態で苦しむ人々のために。僕は精神科医として週5日の外来診療をこなしており、おそらく立教大学の勤務とかけもちの香山リカ先生の「豊富な臨床体験」より遥かに多数の患者さんの診療にあたっています。香山先生のうつ病についての本を読むたびに感じることは、「こんな患者さんは見たことがない」という違和感です。とくにうつ病を理由に好きな職場に移りたいと主張する患者さんがいて、ごね得になっていると指摘し、「モンスターペイシェント」と比較する下りには目を背けたくなりました。僕はうつ病の患者さんの職場環境の調整にもあたりますが、「人気の職場」をあえて希望し、その願いがかなう、というケースにほとんど出くわしたことがありません。職場の環境調整に当たっては、職場と、職場の産業医、そして本人との十分な話し合いや意見交換を要します。もし復職後に職場が変わるなら、どのようなストレスが予想されるか、ということを入念に検討するのです。「人気の職場」を選ぶことができる心理的な余裕のある「うつ病」のかたは思い出すことができません。たいていは本人にとって心理的負担や責任の少ない職場に移ることになるからです。いったいどういう話し合いをしたら「人気の職場」に移ることになるのでしょうか。本人が望むから「人気の職場」に移るなどということは、「うつ病」の養生の上からも望ましくありません。香山先生の精神科医としてのご経験はまったくもって不思議なもので、一般的とは到底思えません。「うつ病」の職場復帰にあたり、そのような「人気の職場」にうつるなどということは私の経験上、ほとんどないとはっきりいっておきます。さらに言わなければならないことは、「うつ病」になりたがる人そのものも僕はほとんどお目にかかったことがありません。職場にそのような診断書を出すということはそれなりの勇気を要するものです。というのは、診断書が出たあと、職場はその人を再び責任のある仕事を与えたり、昇進させることに慎重にならざるを得ないからです。そういう立場に身をおくことを誰が喜ぶのでしょう。患者さんは苦悩のあまり、それでも診断書を職場に出さざるを得ないのです。この本を読む限り、香山先生はそのような患者さんの葛藤や苦しみに想像力をお持ちとは全く思えません。香山先生は啓蒙活動のおつもりなのでしょうが、このような本を出すことは偽善であり、売名行為だと思います。精神科医のご友人もお持ちのようですが、皆さんだれも彼女に意見してあげないのですね。冷たいご友人のように感じてしまいます。」

香山の論は同業の専門家から見ても話にならない水準のようですね。



そして今度は『「発達障害」と言いたがる人たち』という本を出していて、その内容のあまりのいい加減さに私は空いた口が塞がりませんでした。

香山いわく、発達障害という語がブームになり、安易に発達障害の診断を受けてしまう人が多いように感じるとのことです。

なんと病院によってはわずか15分の診察で発達障害と診断されてしまうので、その診断根拠もいい加減なものだと言います。

しかし、香山の言うようなことなどまずあり得ません。ほぼ大概の医師は発達障害が疑われた場合は知能検査を行い、生育歴と照らし合わせて診断しています。

香山が新型うつを言い出した時と同じように、作り話としか思えないような話で発達障害への診断や治療に対する偏見を煽っています。

ADHDのコンサータ、ストラテラの投薬治療についても曖昧な話で誤解を招くような文章が書いてあります。というか薬物の名前さえ書いていないのですが。

必要に応じて治療薬を使い日常生活を円滑に送れるようにするサポートは必須であると当事者として感じますが、香山は「発達障害を言い訳にしたい人たちのために、医師もいい加減に診断をしている」と言わんばかりのスタンスで、さらに製薬会社の陰謀があるかのように臭わせ、投薬によるQOLの改善があることは読者に伝わらない構成になってます。

そもそも、安易に発達障害の診断を受けたがる人が大勢いるかのような香山の書き方ですが、それは存在自体が疑わしい。新型うつをでっち上げた時と同じように、話にリアリティーがないのです。

私はこれを読んで香山リカという人の評価をまた1つ下げました。

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