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2019年2月28日 (木)

秩序の破壊者

noteの記事で移民に対するドイツの教育の話を読みました。ダグラス・マレーの本などで同化せず全く別のコミュニティを形成し秩序や治安を破壊する移民の話が印象に残りましたが、ドイツなりに努力はしているようですね。
移民・難民に「統合コース」という教育を施すのだとか。

統合コースでの教育は言語について300時間、ドイツの文化、法について60時間程度の講義を行うそうです。
こうした教育が必要とされるのは同化していない移民が社会秩序に対して深刻な脅威となりうるからですね。世界は多様なので、移民の価値観はもとからいた人たちとまるで違います。

ノルウェーではこんな話もあります。希望する移民に対して女性との接し方を教えるというのです。目的は移民によるレイプ事件を減らすためです。
講義では例えば女性が笑顔を見せたりが肌を露出する衣服を着ているからと言って、彼女をレイプしていいわけではないのだと説明されます。

これまでブルカの女性しか見たことのないような移民の男性の中には、この説明を聞いて困惑するものもいるのだとか。
「女性が欲しくなったらただモノにすればいい。それで罰せられることはない」と語るエリトリア出身の男性もいたそうです。

性的な文化の背景があまりにも違い過ぎて、欧州では移民の性犯罪が絶えないというのが現実があります。なお悪いことに、移民に対する偏見を煽らないようにと、そうした事実が隠蔽されてきた背景があります。

2015年の大晦日、ケルンで大規模な性的暴行事件が発生しました。2000人もの男性が、強盗や性的暴行等を犯した。被害女性は1200人にも昇るというのに、その事実はすぐには広まらなかった。
ハンブルクでもシュトゥットガルトでも同様に大規模な事件が起きたのに、大手メディアは報じなかった。

警察は移民によるそうした大規模な犯罪が起きたにも関わらず、事件がSNSで拡散され大騒ぎになるまで、犯人たちが中東や北アフリカ出身の移民だと認めなかった。
多発する移民の犯罪にドイツの反人種差別主義の団体は警察に圧力をかけて事件が明るみに出ないようにした。ドイツ人が被害にあっても。

リベラルの人たちは移民に反対する人に対して極右だとか排外主義だと批判を浴びせました。
人々は多様であるべきだとリベラルは主張しました。
しかし移民が増えていく流れで、欧州の街ではイスラムに背景を持つ移民たちがユダヤ人や同性愛者への排斥を叫び出しました。

リベラルが望んだ多様な社会とはこのような混沌なのでしょうか?
社会が秩序を保ち、人々の安寧が守られるためには元からその地に存在する様式に沿った範囲での多様性でなければならないのではないでしょうか?

挙げ句、多様性を唱えていたリベラルに限って、移民が多く住む地域に住んだり、移民の子が多く通う学校に自分の子を行かせなかったりする。そうした欺瞞は人々の反感を買うのではないでしょうか?

イギリスのブレグジット、アメリカのトランプ当選、欧州での極右の台頭はそうしたリベラルへの反発が素朴な庶民のポピュリズムの高まりによって出てきた流れです。

自国民がレイプされても声を上げず、低賃金労働者の仕事が奪われても何も言わないリベラルは存在価値があると言えるのでしょうか?

日本でも、左派政党は技能実習生としてやって来た外国人の労働環境ばかり気にしています。
それ以前に、日本の秩序や、移民が入りやすい業種で働いている人の賃金が上がらなくなることの方がよほど問題なのではないでしょうか?
移民は明らかに保守の価値観に反するのに、黙っている保守も大概ですが。

川口マーン恵美氏によると、ドイツは長い移民難民の受け入れの歴史があるにも関わらず、移民の同化はうまくいっているとは言いがたいとのことです。
高等教育を受け、ちゃんと職についている人もいれば、2世、3世なのにドイツ語がよくできない人もいるのだとか。そうした人がどういう職につけるのか?

言葉が違い、文化も宗教も違うドイツの移民たちがドイツに溶け込むのは容易ではありません。もちろん労働力になるわけでもない。
そして彼らは治安を脅かすだけの存在となっています。

日本でもすでに外国人労働者が集中している地域はあります。
室伏謙一氏は外国人が特定の地域に集中し過ぎたことによる軋轢を報告しています。
埼玉県川口市の芝園団地は中国人サラリーマンの住民が増え様々なトラブルが発生していました。

この団地を訪れた中国人の親類は、ベランダからゴミを投げる、階段の踊り場に排泄するなど、他では考えられないトラブルが発生していた。
耐えかねた住民たちは団地に住む中国人を招き、共同生活のルールを教える機会を持ちました。

そうした継続的な取り組みを行うことでようやく芝園団地では調和の取れた共生が実現しました。しかしこれは芝園団地に在住するのが中国の高学歴者であり、かつ取り組みを継続することによってようやく保たれている危うい均衡です。
地域共生の実現は決して容易ではない。

群馬県大泉町でも、ビジネスで成功したブラジルからの移住者がいることから「共生が実現した社会」と評している評論家がいましたが、室伏氏に言わせると共生とは程遠い状況のようです。
地域には日本語がろくにできないブラジル人が社会から包摂されずにおり地域は分断されている。

日本にはすでに外国人が相当数入ってきています。しかし、彼らの日本社会への統合はまったくもって不十分であるというのが室伏氏の見立てです。
結局外国人がたくさん入ってきても、地域共生の実現は難しい。
日本社会の中にいくつかの外国人コミュニティができる「地域並生」が関の山ではないか。

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