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2019年3月12日 (火)

内臓の機能不全に関するケアマネジメント

内臓の機能不全

●内臓の機能不全とは

 

・糖尿病

・高血圧症

・脂質異常症

・心疾患

・呼吸器疾患

・腎臓病

・肝臓病  など

高齢者が一般的に罹患している可能性が高い内科系疾患の総称

 

●高齢者の内臓の機能不全の留意点

 

・高齢者は複数の疾患を有していることが多い

・医療関係者と連携し、疾患を理解する姿勢を持つ

・年齢とともに各臓器は機能低下する

・疾病ごとに経過は異なるため予後予測を理解した対応が必要

 

◆疾患ごとの特徴・留意点

 

●糖尿病

・1型糖尿病 インスリン依存型

 

・2型糖尿病 インスリン非依存型

 高齢者は2型糖尿病が多い

 

【症状】

口渴、多飲、多尿、全身倦怠感など

自覚症状がない場合も多い

血糖コントロール悪化の遷延により体重減少

糖尿病性昏睡を起こす場合もある

 

~三大合併症~

網膜症・糖尿病性腎症・抹消神経症害

 

【支援のポイント】

病状の把握、食事管理、規則的な服薬ができているか

→医療機関と連携を図り、病状の悪化を予防し異常を早期に発見する。

→配食なども活用し、食事管理が行えているか確認する。

→インスリン施注を要する場合や服薬管理に困難がある場合は訪問看護なども検討する。

 

●高血圧

【症状】

・無症状のことが多い

・動悸、息切れ

・頭痛、めまい、耳鳴り(動脈硬化による脳の循環障害による)

【治療】

・生活習慣の改善と薬物治療(降圧薬治療)

【療養上の留意点】

・塩分過剰摂取が原因のことが多い

 →必要に応じて減塩食を検討する

 

・病院以外での測定値も参考にする。(平常時の測定値を知る)

 

●脂質異常症

【原因】

血液中に含まれる物質が過剰、不足している状態

脂質異常症は動脈硬化を進行させない心疾患や脳血管疾患の原因となる

【症状】

・症状が現れないことが多い

・著名なLDLコレステロール上昇

  →眼瞼、肘、膝関節、アキレス腱などの黄色腫

【治療】

・食事療法、運動療法が基本。患者のリスク病態に応じて薬物療法。

【療養上の留意点】

・狭心症や脳梗塞症などを罹患している場合は再発予防→LDLコレステロールのコントロール

・食事療法、確実な服薬、適度な運動

 

●心疾患

※虚血性心疾患

・冠状動脈が狭窄、閉塞のため心筋が血流不足に陥る状態。

狭心症→心筋の一時的な酸素不足

心筋梗塞→冠状動脈の完全な閉塞

【症状】

・前胸部の胸痛、重苦しさ、圧迫感、左肩、下顎、首などへの放散痛

 

※心不全

心疾患により心臓のポンプ機能が低下した状態

【症状】

急性心不全→低血圧、尿量低下、四肢冷感、肺水腫による呼吸困難、起座呼吸

慢性心不全→易疲労感、四肢冷感、労作時呼吸困難

【治療】

・疾患や状態により異なる

・塩分制限や食事療法、内服治療が基本

・虚血性心疾患の場合心臓カテーテル治療や外科的手術を行う

【療養上の留意点】

・可能な運動量を把握する

・上気道感染などを契機に急激に悪化することもあり、慢性心不全の増悪を防ぐ

 

●呼吸器疾患

【原因】

・加齢に伴い換気機能、ガス交換機能、感染防御力が低下する

 

慢性閉塞性肺疾患(COPD)は高齢者に多く70歳代の有病率が高い

喫煙が原因、男性に多い

【症状】

・咳嗽、喀痰、労作時息切れなど

・高齢者は風邪などを契機に肺炎を罹患することがある

【治療】

・抗菌薬、気管支拡張剤など、ステロイド、気管支拡張剤の吸入薬の使用

・在宅酸素療法

  呼吸疾患や心疾患、神経・筋疾患、悪性腫瘍などによって低酸素血症をきたしている患者に在宅で酸素投与を行う治療

【療養上の留意点】

・呼吸器感染予防が必要

・服薬管理を行う

 

●腎臓病

【障害】

・症状の程度により減塩や低たんぱく質などの食事制限が不可欠になる

【予防・改善方法】

・塩分制限、血圧の適正化、水分管理、低たんぱく質が重要となる

【治療】

・たんぱく質、水分、食塩、カリウムなどの制限が必要

・慢性腎不全→尿毒症症状→人工透析療法(血液・腹膜)

【療養上の留意点】

・透析療法が必要な場合身体的、精神的負担を理解し医療関係者と連携しケアプランを検討する


肝臓病

【症状】
慢性肝炎・・初期は症状は呈さないことも多い 肝機能の低下により、食欲不振・腹部膨満・黄疸などが 出現。
肝硬変の悪化・進行により腹水・浮腫・黄疸・肝性脳症 などの肝不全症状を呈する
【治療】ウイルス性肝炎→インターフェロン 肝硬変→進行予防が中心。肝細胞癌リスクが高くなる

 

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