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日記・コラム・つぶやき

2018年6月14日 (木)

決してクリエイティブではございませんが

私はケアマネジャーという仕事をしています。

略してケアマネというこのお仕事ですが、仕事を人に説明するときに「ああ、ケアマネさんなんですね」とすでに知っておられる方も多いです。

介護を受けるためには、要介護認定を受ける必要があるのですが、要介護ないし要支援認定された人の担当になってケアプランを作るのがケアマネの仕事です。

1人のケアマネでだいたい30~40人くらいの方の担当をします。ケアマネがプランを作らないと要介護認定を受けても介護サービスを利用することはできないので、ケアマネは介護保険制度の要と言ってもいいでしょう。

要介護になった人でも、認知症になった人、骨折して寝たきりになった人、閉じ籠りで虚弱になった人(フレイルと言います)、要介護になる原因はそれぞれです。生活に対する考え方、家族の希望いろいろなニーズがあります。

それを介護保険サービスを使ってどう生活の室を上げていくのか、ケアマネはよりよいケアプランを立ててニーズを充足することをめ目指します。私にとってはやりがいのある仕事です。

ひとりひとり違うので、同じ認知症でも同じアプローチをするわけではありません。個別に援助するのが原則です。

そしてケアマネだけでは何もできません例えば独居で変形性膝間接症になってしまって歩くのが困難になった人には福祉用具を手配して手すりを着けたり買い物をヘルパーに依頼したりと調整する必要があります。
ここで福祉用具業者やヘルパー事業所に来てもらわないといけないので、いろんな種類のサービス事業所にケアマネも要介護者も助けてもらってるわけですよね。ありがたいことだと思います。

人によっては家で入浴するのは難しいとのことで通所介護なども利用されます。そして全ての事業所が参加してのサービス担当者会議等を経てサービスが提供されていきます。

この過程はなかなか難しく、人間を相手にしたサービスの提供の難しさを感じます。それは通所施設などで要介護者を受け入れる場合も試行錯誤があるでしょう。

一筋縄ではいかない難しさ、対人援助技術の駆使など介護職には高い専門性は求められています。

そして現実の介護の仕事はすごく地味だったりします。通所施設内の中で転倒しないように歩行介助したり、排泄や入浴の介助をしたり、福祉用具の業者は車椅子を持っていってメンテナンスしたり、ひとつひとつはとても地味なことが多いかと思います。


ここで「介護はクリエイティブな仕事だ!」などとさかんに言ってる人が最近いるようです。

私にはクリエイティブな要素を感じることはあまりありません。個別のニーズにいろいろアプローチを考えますが、そんなのは仕事をしていれば当然のことです。

そもそもリーダーなり施設の管理者になれば自分の考えでアイデアがあれば実行出きるのではないのでしょうか。

たとえやることがオムツ交換だけとかリハビリの提供だけだったりして、現実にやっている介護は地味に見えることが圧倒的に多いと思いますが、私は介護はそれでかまわないと思います。

クリエイティブであることに、なんの意味が?
要介護者の人が必要としているニーズを充足できて、安心安全な介護を受けること。まずそれが基本前提なのではないでしょうか?

介護はクリエイティブだとかクリエイティブじゃないとかよりも、安定した質のサービスが提供されることが大事です。

世の中の医療や福祉がなければ、国が根幹を失います。介護職はたとえクリエイティブでなくても、自信を持ってサービスを提供すればいいと思います。

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道路を作っている建設や、行政サービスを提供する公務員は地味ですよね。

でもそういう地味なおかげで世の中回っているので、私は今後もクリエイティブであることを目指しません。地味に個別のケースに対応できるケアマネを目指します。

2018年5月29日 (火)

忘れてしまうこととずっと覚えていること

ストラテラを減量して仕事の日は40mgで毎日頑張っています。途端に眠くなったりするものかなと思っていましたが、意外とそうでもない。

やはり顕著に違うのは、ストラテラを飲んでいない方が思考が溢れてきます。文章を作ろうと何かを考え出すと止まらなくなり、以前よりもスムーズに文章が書けます。しかし、ある意味まとまりがなく散漫といえば散漫で余計な考えが浮かんでくることもあります。思考における多動性が戻ってきた感じですね。

こうなると普段の生活はミスが心配なので、ちゃんとメモをとったり付箋をはったりリマインダーを使ったりと対応は必要ですね。これはストラテラがしっかり効いている時に身に付いた習慣なので、可能だったら薬を使っての調整が有効ということだと思います。

メモをとる前に忘れてしまうようなことがあるともうどうしようもないですけどね…
メモを書こうとしたら電話がかかってきた、とかね。

発達障害の人もそうでない人も、記憶に関する悩みはあると思います。人間の記憶力のピークは20代。30代くらいからもの忘れが増えたり気になる人も多いのではないでしょうか?

前の記事にも書いてましたが私は短期記憶が全然ダメなので、作業能率とかで苦労します。でも長期記憶は得意でどちらかというと高校生までは暗記物が得意な傾向にありました。ちょっと覚えておくのは苦手だけど、1度定着するとなかなか忘れない。アスペルガーの傾向も併発している人にはこういうこともあります。

この長期記憶が強いというのは一見メリットのように見えて、当事者からすれば苦痛の原因であることもあります。

1度嫌な思いをしたらなかなか離れない、フラッシュバックに悩んでいる人が多いのです。私も10年以上前にやらかしてしまった失敗の話がふいに頭をよぎり、気分がふさぎこんでしまいます。この嫌な気分から解放されるのはいつになるのか。ひょっとしたら一生このままかもしれませんね。

同じ当事者である栗原類さんの本を読みましたが、彼は子供の頃からなんでもすぐに忘れてしまう方だったとのこと。疲れやすさは彼も持っていて、いじめにあったりもしましたが、お母さんがしっかりしていたのでなんとかやってこれたそうです。そんな彼のお母さんもADHDで、彼とは正反対に長期記憶は強いタイプだったみたいです。類さんがなんでもすぐに忘れてしまうのをお母さんが粘り強く注意し続けるというのをずっとやっていたそうで、やっぱり周りの環境は大事だなあと思うのでした。

栗原類さんは本を書くときもかなり記憶がおぼろげだったので、いろんな人からの話を聞いて記憶を補完しながらだったそうです。

すぐに忘れてしまうのといつまでも覚えているのは、どちらが幸せなんでしょうね。