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敬老パス・市バス

2015年2月19日 (木)

赤バス廃止の市民への影響は?

今日は、Twitterで、利用者の少なかった赤バスは無駄ではなかったか?という議論が交わされていました。
赤バスは以前から廃止の議論がありながらも、地域住民から存続を求める声がありました。しかし、橋下市政のもと、赤バスは一旦廃止され、現在に至っています。

赤バスは確かに利用者がそれほど多くなかったのですが、地域にはそれを必要としている人が一定数いました。「赤バスがなくなったら外出できない」と訴える高齢者もおられた訳です。赤バスに沢山の人が乗っていなかったとしても、そうした需要がある以上は、必要とする人の移動手段をどう確保するか考えていかないといけない。なかなか難しい問題だと思います。

そうした中で、強引に赤バスを廃止してしまった橋下徹を擁護する橋下支持者の中には「赤バスは遠回りしてばかりいた」「自転車に乗ったほうが早かった」と主張する人がいます。しかし私はこのような意見は的外れだと思います。

まず赤バスは地域の面での交通を確保するものですから、地域の広い範囲をカバーする為に、地域をぐるぐる回るようなルートにしないと意味がありません。そうでないと必要とする人に利用しにくいものとなってしまします。また「自転車に乗る方が早い」というのは健常者目線での話です。赤バスに頼っていた人は、自転車に乗れないから赤バスに乗っていたわけで、自転車と比較すること自体まったく見当違いです。

それだけでなく橋下支持者は「赤バスは費用対効果が悪かった」なる理屈も言ってきますが、行政の仕事は費用対効果で評価しないほうがいい場合が沢山あります。この赤バスもその一つです。行政の仕事に費用対効果を言い出したら、福祉などはどうやって提供すればいいのでしょうか?

やはり、行政の仕事を近視眼的な利用者の数や、売上、費用対効果といった指標で評価するのは間違いだと思います。行政の仕事は広い眼で見て考えなければなりません。

私は、赤バスの在り方になにも問題がなかったとは考えていません。しかし、赤バスによって助けられていた人がいることも事実であり、赤バスの廃止が、地域にどのような影響を与えるかをよく見極めなければいけないと思います。

2015年2月 1日 (日)

大阪の実態を知ってください

ツイッターで大阪市の現状を正しく知っていただくための呼びかけが始まっています。今回の記事では大阪市のバスについて紹介させていただきます。

大阪市の交通は以前は赤バスと市バスがあちこちを走り回って地域の交通をカバーしていました。しかし、赤バスは廃止され市バスも路線が減ってしまって大変使いにくくなっています。
この煽りをもっとも受けているのは障害をお持ちの方、高齢者、妊婦さんなどでしょう。お金のことしか考えないような交通施策により、交通弱者が大変な目にあっています。

本来なら、バスさえあれば遠くまで行けるような車イス利用者でも、バスの本数削減の影響でぎゅうぎゅうになったバスには乗るのをためらってしまいます。こうして外出機会が奪われます。これは行政の福祉の役割放棄です。

今の市政は地下鉄も民営化、バスも民営化でとにかく市民の財産を売り払うことしか考えていません。大阪が目指す都市の在り方とはいったいどのようなものでしょうか?交通弱者に移動手段を提供しようとしない都市が魅力的といえるでしょうか?

また、維新の支持者に多いのですがこうした声を紹介すると、「バスがなければタクシーを呼べ」と平然と言う人がいます。この人は、自分も障害を持ったりして交通弱者の立場におかれるかもしれないという想像力が働かないのでしょうか?弱い立場の人をいとも簡単に突き放せる人間性を疑います。

助け合いの精神を持つことで魅力ある都市が生まれるのだと思います。私は、交通弱者切り捨ての橋下市政に断固抗議します。

2014年11月30日 (日)

維新 佐々木りえのブログより

元グラビアアイドルの佐々木りえが次回の統一地方選挙に維新から出馬予定になっていることを以前の記事でもおつたえしましたが、あれから佐々木はブログ更新を頻繁に行って、自らの活動をアピールしています。

内容は主に活動報告ですが、政策に関するものもあります。今回はそれについて批判します。

こちらの記事→http://t.co/03Q82yoFZ3では、高齢者への敬老パス負担は仕方ない、としています。

「高齢者への負担を求めないと、財政破綻しては元も子もない」という主張には同意出来ません。

敬老パスの現在の負担分は、年間3000円と一回利用ごとの50円ですが、年間3000円負担は私も仕方ないと思います。

しかし、一回50円の負担は高齢者には重荷になっています。一回ごとの負担を求めるようになってから、外出を控える高齢者が増えているという指摘があります。

それが今後どういう事態を招くかのでしょうか。外出しない高齢者はあまりにお金を使わないので、大阪市内の消費が落ち込んでしまって市の税収が減ってしまったり、運動不足の高齢者たちの健康状態が悪化して、介護保険費用や医療保険費用の負担が増えてしまうのではないでしょうか。

京都市など『あるくまち、京都』のスローガンのもと市バスの利用を促し、経済の活性化や健康状態の改善などの成果をあげています。大阪市とはまったく対称的です。

財政が大変だから負担を求めるというのはまったく短絡的で、財政が大変だからこそ市バスにも『ある程度』支出するという考え方が賢明だと思います。

また、同記事では給食についても触れています。

記事から引用
「私も含め、政治活動のお手伝いをして下さっているボランティアの方々には色んな世代の人々が集まっていますが、温かくない、美味しくない給食なんて、ごくごく普通で当たり前のことのように学童期を過ごした人たちばかりです。」

とありますが、これは給食が不味くても昔に比べたら恵まれていると言いたいのでしょうか?

また昭和17年生まれの女性の話を紹介し、その女性が食べるものがない時代を経験していることから、「 私たちにとって当たり前のことが、実は特別にもたらされた恵みであるということに、改めて感謝しなければいけないと感じました。」と綴っています。

つまり、佐々木は「食べられるだけでもありがたいのだから、給食の出来が悪くても中学生は我慢するべき」と、遠回しに主張しているように感じます。

こういう主張を見るにつけ思うのですが、内容が酷いものは酷いのです。給食には保護者負担300円、市の負担(税金)200円が支払われているのに、その内容が酷くては文句がついて当然です。

そして、食べる側の生徒たちに感謝の気持ちを要求するのが道徳的に正しいと思っている人もいるのでしょうが『提供する側がちゃんとしたものを提供し、提供される側が感謝の気持ちを持って頂く』この構図が本来の姿でしょう。まずは提供する大阪市にちゃんとしたものを提供させるべきです。

またこうした場合に食べ物に不足した時代を引き合いに出して「現在は恵まれている」と主張することはなんの意味もありません。

現代日本では500円のお金を出したらちゃんとした給食が提供されるのが当たり前なのです。それ以前と比べて恵まれているのだとしても、生徒にはなんの慰めにもなりません。

比べるのだったら現代日本の他の自治体と比べないといけません。他の自治体では給食費を納めればそれなりの給食が食べれるのに、大阪市では冷たい不味いの弁当しか食べれないのは不公平です。


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画像で比較すると差が歴然です。ここで、「他の自治体に比べたら粗末なものしか食べれないけど、昔の世代に比べたらいいものを食べれるから構わないでしょう?」と言われたら中学生は納得いくでしょうか?あまりにも当事者をバカにし過ぎです。

そもそも、当の橋下市長が今さらになって「給食にふりかけはダメなんですか?」と言い出すレベルだから話にならないのですけどね・・。

維新から出馬予定の佐々木のブログは、橋下市長の失政に憤る市民をさらに傷つけるものになっています。今後も同じような主張を繰り返すのでしょうが、大阪に縁のない彼女だから、大阪の事に他人事のような主張をしているようにしか感じません。ただでさえ大阪にゆかりもなく、政治に関わった経験も皆無な彼女が、このような浅はかな主張で大阪で立候補しようとは大阪をバカにするなと言いたいですね。

2014年11月22日 (土)

大阪市営地下鉄の民営化否決

11月21日(金)の大阪市会において、地下鉄とバスの民営化条例案は維新以外の会派の反対により否決されました。

大阪自民党も必ずしも民営化に反対の立場ではありませんが、「民営化に失敗したらもとに戻せない」と述べて条例案に反対しました。

先日の記事でも述べたように、大阪市営地下鉄は初期コストの回収が終わり、これから利益を積み上げていく段階であります。今なら黒字は橋下市長でなくても誰がやっても出ます。今こそ、その黒字を使ってホーム柵を設置したり地震対策をするべきではないかと思います。

また、民営化案が否決されればバスを減らすと橋下市長は脅していましたが、決して市民の移動手段を奪わせてはなりません。

バス路線の廃止 、減便で市民の不満が高まっており、車椅子の利用者がぎゅうぎゅうのバスに乗るのを諦める…といった事態を増やしてはならないのです。

バスなどの公共交通期間の充実は決してそれを利用する人のためだけではありません。バスが充実している地域のほうが住民の外出回数が多いといったデータも出ており、外出が増えることにより消費の活性化、住民の健康の維持改善といったプラスの効果を地域にもたらします。また、渋滞の解消効果など、バスを利用しない住民にも実感しやすい効果もあります。

「橋下市長のおかげで市バスも黒字になった」と喜んでいる橋下支持者もいましたが、本数を減らして黒字化など行政のやることではありません。例え事業として赤字になったとしても、地域にとってプラスの効果があるならやるというのが自治体のあり方として正しいと言えるでしょう。

2014年11月20日 (木)

市民の移動手段を政局に利用するヤクザ市長

橋下市長は地下鉄民営化が実現しなければ運賃値上げを検討としていたが、方針を転換し交通局に値下げを指示。

今年中に結論を出すとしました。地下鉄民営化は実現のめどが立たないため、統一地方選に向けての“実績作り” を急ぐ狙いと見られます。


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民営化出来なければ値上げと言ってたのが、今度は「27年度中にさらなる値下げを交通局長に要請」と主張を変えて来ました。

見せかけだけの運賃値下げを演出して選挙での実績アピールを目論んでいるのでしょうが、同時に「市バスの極限までの路線縮小」の方針も打ち出しています。

http://sp.mainichi.jp/select/news/20141120k0000m010126000c.html
【一方で市営バスに関し、審議中の民営化条例案が否決されれば、現在の87路線を「極限まで減らす」と話した。】

民営化しないと値上げすると脅すのをやめて、民営化しないとバスを減らすぞと脅すのに変えたのですね。どちらにしてもヤクザのようなやり方しかできないということです。

それでも選挙の直前に運賃値下げを打ち出すことで、「橋下さんが頑張ったから地下鉄値下げが出来たのだろう。」と妙に納得してしまう有権者が一定数いるのではないかと思います。それも誤解なのですが…。


「橋下市長になったから大阪市営地下鉄は黒字になった」と仰る方もいますが、地下鉄というのはトンネルを掘る費用にめちゃくちゃお金が必要で、その返済が45年経った今ようやく終わり、これから黒字を出していくところです。

地下鉄に余ったお金があって値下げ出来るのだとしてもそれは橋下市長の功績ではありません。むしろ地下鉄は今までも黒字で浮いたお金でバスを運行させていて大阪市域内の交通ネットワークを効率よく構築していました。

それをそれぞれ民営化し交通ネットワークをバラバラにしようとしているのが橋下市長のやり方で、今でも市バスはかなり本数が減って不便になっている地域がかなりあります。バス路線が残っていても、本数が減った分、一台あたりの乗車人数が増えて車椅子では乗りにくい…といった話を聞きます。なんらかのハンディを抱えた人は特に深刻なのです。

今回の民営化しないとバスを減らすという脅しもそうした人たちのことをなんら考えない卑劣な手口として強く批判せざるを得ません。どうせもう辞めるんだったら、市政の私物化も即刻やめていただきたい。

2014年11月13日 (木)

敬老パスについて 山中市議の質疑 後編

前回の記事 からの続きです。

橋下市長「(敬老パス無料を主張する人は)結構ですよ~、僕への応援要りません。 共産党の応援してください、と。 次世代のことを考えてね、自分たちもちょっと我慢する程度の、こどもたちに今まで大阪市が教育予算突っ込んでなかったことを、しっかりやってくれるんだったらね、私たち我慢しますよ~、ていうね、そういう高齢者の方には僕は応援受けたいですけど完全無料っていう高齢者のみなさん、どうぞ、共産党どんどん囲い込んでください、結構ですから。

山中市議「あのね、あの市長は共産党応援してる人とそんなにお話なさったことないと思うんですけど、あのね、あの、正直これ議事録に残る形で共産党の議員が言うのは初めてかもしれないんですけど、だいたいね、『3000円(負担)はいい』って言ってはるんですよ。皆さんね、我々の周りでも。『3000円は我慢する』って。だけども、50円、その、乗る毎に50円、しかも所得に関係なくっていうのはこれはね、ホントに辛いって仰ってる訳ですよ。

で、今ね、いろいろ調べさせますって仰った中でね、是非、私調べて頂きたいのは、その、交付率が下がっている、その中にはね、もう、あの『3000円払うくらいだったらいらないよ』って方もおられると思うんですよ、使わないからって方もおられると思うんだけど、私の周りでも、少なくとも数人の方は『今までコレ(敬老パス)があったから出かけていたけれど、無理だ』と。今までのような出かけ方、例えばお友達と会うとか、まあお寺にいつも行ってる方とか、あの、お連れ合いが病院に入院してはるからその人の所に通うからっていうことで使ってきたけれども、もう50円払うとなるとね、もうとてもやっていけないからという方もね、おられるんですよね。

だから、一定の時期にね、あの~申請することをおやめになった方がね、何故おやめになったのかとかっていうね、何故交付率が減っていってるのかってことは、あの是非きちんと調べて頂いて、それがあまりにもねやっぱりこの制度の趣旨とかけ離れた形になってしまっているのであれば、やっぱり50円の徴収については、あの、例えばそうですね、撤廃っていうのが、私たちの主張ですけれども、もうちょっとキチンと制度設計を行って、他都市のように所得に応じたものに変えていくとか、そういうことをご検討頂くとかじゃないと。この制度はあまりにも殺生だと思うんですよ。

確かにね、なんの負担もなくやり続けてきたっていうのは大阪市だけかもしれませんけれども、所得に関係なく、乗るたんびにお金を引き落とすっていうのもねこれも大阪市だけですよね。所得に関係なく負担させてるとこもあるけども、1回50円なんていうこのもの凄い減り感をね与えてるっていうのは大阪市だけだと思いますので、あのここについてはどうして(交付率が)減っていったのか実態調査を是非して頂いてキチンとした制度設計をね、考えて頂きたいと思います。」

(やはり、20ポイントも交付率が下がってしまっているので、市議の指摘通り実態調査が」必要だと思います。それだけ高齢者が外出を控えているのではないでしょうか?であれば、健康状態の悪化や、経済活動の低迷につながりかねない事態であります。)

2014年11月12日 (水)

敬老パスについて 山中市議の質疑 前篇

敬老パスについて、当ブログでは50円負担により利用者に大きな負担になっていると過去の記事で指摘をしました。

関連して、大阪市会で「敬老パス50円負担により交付率と利用率が大きく低迷している」と山中市議(共産)より指摘がありましたので、今回の記事では該当の部分を文字おこしして紹介したいと思います。



山中市議「いま、ひとつ質しておきたいのは、敬老パスについてですね。先日の本会議ではね、井上議員の質問に対しても『この敬老パスの有料化については、公約違反ではない』というふうにおっしゃっていました。

けれども私たちは、これもしつこいですけどね、維持するというふうに公約をされた、維持するという言葉をこのまま鵜呑みにして、無料でつづくという形で理解された方々が多かった訳です。

そもそもこの制度っていうのは、本市にお住まいの高齢者の方々に、敬老の意を表するとともに、社会参加を促進し、元気でいつまでもご活躍いただくことを目的とした、高齢者のいきがい対策ということで始まった制度です。

つまり敬老の意を表する、社会参加を促していくという目的で作られたわけですよね。

それが今やね、交付率がなんと54.8%と、50円徴収が始まってっていうかまあ、決定してこの間でまあ、20ポイントも低下しているということは、これはもうかなりの方がね、持ち続けることを諦めた、同時にそのことによって外出することを諦めた、という方たちおられます。

こういう状態でね、『維持してるじゃないですか』とこないだもおっしゃっていましたけれど、そんな風にね、おっしゃれるんでしょうか?」

橋下市長「少子高齢化時代を迎えてですね、高齢者が増えるなかで、持続可能な制度にしようと思えば、それは負担を求めざるをえません。

まったく負担なしでやっている自治体なんてありませんから。青天井で金額増えていくわけですからね、コレね。で、『維持していく』と言ってるのは持続可能な制度にするために、維持するために、今回のような負担を求めたワケですよ。

それはね、財政になんにも責任を負わない、委員のような立場だったらそれは無料だ無料だと言い続けられますけど、これを維持しようと思ったらやっぱり一部負担を求めなければいけない。

で、コレはあのーまだ交通局のほうからきちっとしたデータきていませんが、これからデータ整備しますけど、えー・・交付率は確かに下がってますけどもね、利用者実績がどうなのかは別です。 というのは今まで使わない人が、3000円払うくらいだったらいいやっ、とこういう人もいますからね、利用者、利用者数がどうなのかっていうところしっかりと分析していきたいと思ってます。

ちょっとまだ数字が整理できてないので整理ができてからご報告はさせてもらいますけど、それでもですね、この制度、高齢者、敬老パスに限らず高齢者向けの政策については、完全無料なんかやってたら、自治体も国も破たんをします。

ですからどういう形で、一部自己負担を求めるのか、というところが重要かと思ってます。

それであのー、市長として尊敬されるようにって言いますけど、僕は万人に尊敬される人間になんかなりたくありませんから。一部でも支持をしてくれたらそれで結構ですから。

あのー万人に尊敬されてやるべきことをやらない市長よりも、批判をうけるかもわからないけどやるべきことをやるという市長になりたいと思います。敬老パスについても完全無料をいう高齢者のみなさん、僕らのタウンミーティング(注;街頭演説のこと)っていうのは賛成反対関係なくみんな来ますけど、もう街頭で。完全無料完全無料ってのはだいたい共産の応援者です。

だからそういう方々はもう『共産党の応援してください』って言ってるんです。」

青字の部分については文字おこし直前のやりとりについての話です)

山中市議「(そんなことは)聞いてません」

橋下市長「 『結構ですよ~。僕の応援要りません』と。 



(こうやって、街頭演説でも敬老パス政策への怒りの声を特定の政党支持者によるものと決め付けてシャットアウトしているんですね。ひどい話です。長くなったので、後日、続きをアップしたいと思います。)

>続き

敬老パスについて 山中市議の質疑 前篇

敬老パスについて、当ブログでは50円負担により利用者に大きな負担になっていると過去の記事で指摘をしました。

関連して、大阪市会で「敬老パス50円負担により交付率と利用率が大きく低迷している」と山中市議(共産)より指摘がありましたので、今回の記事では該当の部分を文字おこしして紹介したいと思います。



山中市議「いま、ひとつ質しておきたいのは、敬老パスについてですね。先日の本会議ではね、井上議員の質問に対しても『この敬老パスの有料化については、公約違反ではない』というふうにおっしゃっていました。

けれども私たちは、これもしつこいですけどね、維持するというふうに公約をされた、維持するという言葉をこのまま鵜呑みにして、無料でつづくという形で理解された方々が多かった訳です。

そもそもこの制度っていうのは、本市にお住まいの高齢者の方々に、敬老の意を表するとともに、社会参加を促進し、元気でいつまでもご活躍いただくことを目的とした、高齢者のいきがい対策ということで始まった制度です。

つまり敬老の意を表する、社会参加を促していくという目的で作られたわけですよね。

それが今やね、交付率がなんと54.8%と、50円徴収が始まってっていうかまあ、決定してこの間でまあ、20ポイントも低下しているということは、これはもうかなりの方がね、持ち続けることを諦めた、同時にそのことによって外出することを諦めた、という方たちおられます。

こういう状態でね、『維持してるじゃないですか』とこないだもおっしゃっていましたけれど、そんな風にね、おっしゃれるんでしょうか?」

橋下市長「少子高齢化時代を迎えてですね、高齢者が増えるなかで、持続可能な制度にしようと思えば、それは負担を求めざるをえません。

まったく負担なしでやっている自治体なんてありませんから。青天井で金額増えていくわけですからね、コレね。で、『維持していく』と言ってるのは持続可能な制度にするために、維持するために、今回のような負担を求めたワケですよ。

それはね、財政になんにも責任を負わない、委員のような立場だったらそれは無料だ無料だと言い続けられますけど、これを維持しようと思ったらやっぱり一部負担を求めなければいけない。

で、コレはあのーまだ交通局のほうからきちっとしたデータきていませんが、これからデータ整備しますけど、えー・・交付率は確かに下がってますけどもね、利用者実績がどうなのかは別です。 というのは今まで使わない人が、3000円払うくらいだったらいいやっ、とこういう人もいますからね、利用者、利用者数がどうなのかっていうところしっかりと分析していきたいと思ってます。

ちょっとまだ数字が整理できてないので整理ができてからご報告はさせてもらいますけど、それでもですね、この制度、高齢者、敬老パスに限らず高齢者向けの政策については、完全無料なんかやってたら、自治体も国も破たんをします。

ですからどういう形で、一部自己負担を求めるのか、というところが重要かと思ってます。

それであのー、市長として尊敬されるようにって言いますけど、僕は万人に尊敬される人間になんかなりたくありませんから。一部でも支持をしてくれたらそれで結構ですから。

あのー万人に尊敬されてやるべきことをやらない市長よりも、批判をうけるかもわからないけどやるべきことをやるという市長になりたいと思います。敬老パスについても完全無料をいう高齢者のみなさん、僕らのタウンミーティング(注;街頭演説のこと)っていうのは賛成反対関係なくみんな来ますけど、もう街頭で。完全無料完全無料ってのはだいたい共産の応援者です。

だからそういう方々はもう『共産党の応援してください』って言ってるんです。」

青字の部分については文字おこし直前のやりとりについての話です)

山中市議「(そんなことは)聞いてません」

橋下市長「 『結構ですよ~。僕の応援要りません』と。 



(こうやって、街頭演説でも敬老パス政策への怒りの声を特定の政党支持者によるものと決め付けてシャットアウトしているんですね。ひどい話です。長くなったので、後日、続きをアップしたいと思います。)

>続き

2014年11月 6日 (木)

50円負担はたいしたことない?

地下鉄50円でも負担 敬老パス大阪市でも有料化

これはすでに始まったことですが、現在の大阪市では敬老パスの有料化が実施されています。

記事に「橋下市長は12年に有料化を決定。すでに昨年7月から年3000円の更新料を導入しており、今回の有料化で年約30億円の負担軽減を見込む。橋下市長は「1回50円負担でも、全国的には十分なサービス」として理解を求めている。」とあるように、今までは完全無料のサービスだったものが、段階的に負担を増やされてしまいました。

今では敬老パスの交付を受けるのに年間3000円+1回の利用ごとに50円負担という形になっています。 私は、今まで無料のサービスだったものに負担を求めたからといってそれが悪いことだとは微塵も思いません。むしろ、ある程度の負担を利用者に求めるのは正当なことだったのではとさえ思っています。

ですが、橋下市長は「敬老パスはなくさない」と言っていたはずなのに、実質的になくした形になったのはおおいに批判されるべきだと私は思います。

そして、敬老パスの議論について私が気になる点がもう一つあります。

それは、例によって橋下徹を過剰に信奉する人たちが「負担と言っても50円負担なんてたいしたことがない」と主張していることです。 果たして1回50円だからといって軽く考えていいのでしょうか? 私は、「たかが50円」と軽く考えてはいけないと思います。

というのは、今の敬老パスでは50円払えば乗り放題という訳にはいきません。ケースによっては、50円が100円になる場合も実際に多いです。 どういうことかと言うと、例えばバスに乗って地下鉄に乗って、もう一回バスに乗るといった使い方をしている高齢者が結構いらっしゃいます。

自宅から地下鉄駅の近くまでバスで行って地下鉄を使い、そこからまたまたバスで移動するといった使い方をしている高齢者が結構おられるのです。

この使い方をしますと、最初のバス移動と地下鉄移動でまず50円、そして地下鉄を降りた後のバス移動でまた50円、往路で計100円の負担が生じます。復路でまた100円、往復で200円負担になります。

これを週に2回やりますと400円負担で、一年でみると2万800円の負担になります。 今までは無料で使えていたものがいきなり2万円超の負担になるのは、バスに頼らざるを得ない高齢者にとっていささかキツすぎるのではないでしょうか?

私は年間3000円までの定額負担は致し方ないとしても、一回50円の負担はやり過ぎだったのではないかと思わざるを得ません。 いくら橋下信者さんたちが「50円くらいたいしたことない」と矮小化しようとも、今まで敬老パスを使ってきた人たちにとっては、切実な問題だと思うのですが。