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復興

2017年3月12日 (日)

追悼する気のない人達

東日本大震災から、昨日で6年になりました。あの未曽有の大災害で命を落とされた方々に対し、心から哀悼の意を送ります。

あの大地震の後の津波で、いまだに行方のわからない人もおられるそうです。
ご遺族の心中はいかんばかりかと思います。またいまだに復興が進んでいないという現実もあるとのことです。これは政府の責任として、しっかりと復興事業を行ってほしいと思います。

原発事故の影響で、いまだに避難を続けておられる方もいます。原発事故により故郷を離れざるを得なくなった人がいるのも事実です。2度とこのようなことがあってはいけないと思います。

https://www.facebook.com/photo.php?fbid=1269744159782609&set=pcb.1873083806267394&type=3&theater#

福島の2011年4月の空間線量です。
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こちらは最新のものです。
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空間線量は時間とともに下がっていますので、いずれは避難した方も地域に戻ることになると思いますが、生活に必要な物流や医療資源など、条件が整わなければ戻れません。単に線量が下がればいいというわけではないので簡単にはいきません。生活の再建には時間がかかります。

しかし、それはそれとして多くの方が命を落とした震災の日に、福島に入り込んで馬鹿騒ぎをやっていた連中がいるそうです。毎年毎年こういう馬鹿な連中が騒いでいるそうです。



防護服を着こんでまるで福島がとんでもない汚染をされたかのような騒ぎ方をするのは、まさにSADLのFUSAEとかいう人がやった葬式デモ
といういじめと同じです。このようなパフォーマンスをする連中の神経を疑います。

被災地の方で、とりわけ福島の方には原発に対するいろいろな思いがあると思います。しかし、3月11日にばか騒ぎでおぞましいパフォーマンスをするのはやはり違うでしょう。人の気持ちを思いやれない人は最低ですね。

2017年3月 3日 (金)

韓国の航空会社が福島を差別 おぞましい差別の実態とは

「【ソウル聯合ニュース】韓国の格安航空会社(LCC)、チェジュ航空が、職員や乗客の懸念を考慮し、仁川空港と福島空港を結ぶチャーター便の就航計画を取り消したことが24日、分かった。

 航空業界によると、同社の崔圭楠(チェ・ギュナム)社長がこの日、全職員に向けて送ったメッセージで同計画を取り消す方針を明らかにした。

 崔社長は「最近、福島への不定期便運航計画と関連し、多くの論議がある」とした上で、「乗務員のスケジュールが決定してもいない状況で、強制投入されるなどといった事実と異なる一方的な主張でわが社を非難することは非常に遺憾だ」とした。

 また、福島空港の安全性については客観的で科学的な指標をもとに判断しなければならず、同空港の放射線量などには問題がないと強調しながらも、「チェジュ航空の職員と家族の皆さんの心配を少しでも減らすため、福島へのチャーター便の運行を取り消す」と伝えた。

 さらに、「今回のチャーター便はわが国民ではなく、100%日本の観光客を誘致するための単発性の商品」とし、「福島の住民には韓国へ観光に来る正当な権利があるため、福島空港の代わりに仙台空港に変更することにした」と説明した。

 仙台空港は現在、アシアナ航空が仁川―仙台便を毎日運航し、中国のエアーチャイナや台湾のエバー航空なども就航している。

 崔社長は「韓日路線は成長を続けるために必ず拡大しなければならない」とした上で、「今回は運航を取り消したが、両国の人的交流の礎(いしずえ)になるため、韓日路線の拡張は今後も続ける」と強調した。

 チェジュ航空が来月18日と20日に福島発仁川行のチャーター便を出す計画が発表されると、社内外で論議が起きた。

 チェジュ航空は福島空港や韓国外交部が公開する放射線測定値を根拠に安全に問題がないと主張したが、乗務員だけでなく、チェジュ航空の別の路線を利用しようとしていた乗客からも放射性物質に対する懸念の声が上がった。

 アシアナ航空などが就航していた福島路線は東京電力福島第1原発事故後、チャーター便が運航を休止した。2013年までは不定期便が飛んでいたが、需要が減って現在は運航されていない。」

韓国の航空会社が福島県を差別し、福島への就航を取りやめるという差別行為をしました。これも福島についてありもしない被曝の不安を過剰に煽り、差別デマを垂れ流してきた連中の責任です。

最近になって福島県から自主避難した人たちに対する差別案件が相次いで報道されるなど、根拠のない福島差別の実態が以前より多くの人に知れ渡ってきたといえるのではないのでしょうか。

私は原発事故が起きてからすぐに福島の人たちに対する差別が始まったのをネット上で感じていました。そこですぐに差別がなくなればよかったのですが、事故から6年たった今、差別が定着しているように感じています。これは深刻な問題です。

ネット上で垂れ流されたデマについての検証もなされてきましたが、デマを流すほうは制限なくデマを垂れ流し、デマを検証する方は時間と手間をかけて丁寧にデマを検証しなんの対価も得られませんでした。デマは検証されても何度も流され続け、デマで苦しめられた人たちは今も苦しんでいます。いつになったら福島の人たちは救われるのでしょうか。福島県も、県として抗議の声を上げてほしいです。黙っていたらいつまでも県民が苦しむことになります。



韓国の航空会社に表立って抗議をしないのは事を荒立てたくないということなのかもしれませんが、言うべきことはちゃんと言っておくべきです。どうも日本人は自分の立場をきちんと主張するのを苦手としているような気がしますが、それでは国際的に日本の立場が悪くなるだけではないでしょうか。

2017年2月 4日 (土)

被害者気取りのいじめっ子たち

放射線による健康被害への不安を過剰に煽りたて、福島県に対する差別を繰り返す人を批判する言葉に「放射脳」という言葉があります。

これはあまりにも酷い差別デマを流す人々に対する怒りから生まれた言葉ですが、言われた方としては馬鹿にされているように感じるのでしょう。放射線による健康被害を恐れただけで放射脳と呼ぶなんて!と逆ギレしている人を見かけます。

しかし、放射脳と呼ばれるような人達こそが加害者なのです。風評被害を加えられた福島の人たちこそいちばん傷ついているのであって、放射脳と呼ばれる人達は加害者です。それを忘れてはいけません。

中には「放射線に対する知識がないばかりに誤った情報を流してしまうだけなのだろう」とデマの加害者を擁護する人もいます。しかし、原発事故から6年も経って、未だに知らないままなのは本人にも責任があります。

知ろうと思えば知ることはいくらでもできたはず。無責任な情報に傷付けられている福島の人達をさておいて、デマの加害者を擁護する理由はありません。



私にしてみれば「加害者のくせに被害者ぶるな」の一言でしかありません。

原発事故が起きてから6年間、差別を繰り返し、何も学ぼうともしない。いまだに学ぶこともなく差別を繰り返しているから放射脳と揶揄されているだけなのに、、自分は酷いことを言われたと騒ぐだけ。甘えているにも程があります。

いまだに彼らは基本的な知識も持ち合わせず、デマを繰り返しています。

いまだにこのような間違ったことを言う人がいるのに呆れます。広島や長崎の原爆の影響調査により、放射線の影響は遺伝しないことは既にあきらかになっています。

妊婦が強い放射線にさらされれば、胎児に直接的な影響が及ぶことはありますが、それは遺伝的影響とはいいません。

被曝の影響が次の代に及ぶというのは、当の昔に否定されたデマなのです。

デマをいまだに垂れ流している人は、ただ不安なだけなのだと言い訳をします。しかし、彼らはいともたやすくデマを垂れ流し、デマを検証するコストは他の人達がいつも負担してきた。

もういい加減に、デマの発信者にもそれなりの負担を負わせるべきでしょう。

2017年2月 3日 (金)

いくら事実を積み重ねても払拭されない差別

このブログでは以前の記事でも甲状腺がんについて取り上げ甲状腺がんの多数発見は単に検査によってこれまでありふれていたがんが見つかっただけの可能性を指摘しました。

あらたな発表でも、やはり検査によって多数見つかっているがんは過剰診断であると報告されたとのことです。



「甲状腺がん異常増加の原因は過剰診断だった
世界中の先進国で甲状腺がんの罹患率が近年急激に増加しています。特に目立つのが韓国。この数年間で6~7倍も甲状腺がんが発見されるようになりました。さて、その原因は何でしようか? 北朝鮮の核実験による放射能被曝でしょうか。あるいは、謎の発がん物質が韓国国内に蔓延しているのでしょうか。

その回答は過剰診断(見つける必要のないがんを検診で見つけ出してしまうこと)です。北朝鮮の核でも発がん物質でもありません。韓国は甲状腺がん検診を積極的に行っていることで有名です。検診のやり過ぎが原因であるだろうことは以前から指摘されていましたが、最近発表された疫学研究で確たるエビデンスがついに出たのです。過剰診断が原因であったということです。

甲状腺がんは放置しても死なない?

ほとんど死亡しないがん
甲状腺がんの異常増加の大部分は2センチ未満の小さながんでした。しかも病理診断的には乳頭腺がんというタイプのものです。このようなサイズのがんはほとんど症状を出しません。

しかも甲状腺の乳頭腺がんは死亡原因とならないがんという特徴があります。別の原因で亡くなられた人の全身を病理解剖すると、甲状腺の乳頭腺がんがよくみつかります。すなわち、甲状腺の乳頭腺がんは放置しても死ぬまで症状を出さないがんであることがほとんどなのです。

一方、甲状腺がんによる死亡率はどうでしようか。死亡率は変わっていませんでした。甲状腺がんがこれだけ増えたといっても、死亡率は変わらずですから、生死に関係しないがんをみつけていたということになります。

しかも、今回発表されたデータによると、甲状腺がんが見つかった人々では一般人と比較して生存期間が長かったということも判明しました。検診を受けるような人々はもともと健康意識が高いので、より健康長寿であることが原因とされています。

リンパ節転移でも死亡しないがん
また、今回の韓国の疫学研究結果では、さらに興味深い結果が判明しました。リンパ節転移をみた患者でも甲状腺がんで死亡することは非常に稀であることがわかったのです。これは、がん診療に関係する専門家にとっては理解し難い結果でした。しかしそれが事実。これまでの常識にとらわれずに医学的現象を受け入れることも必要なのです。

甲状腺がんの検診は通常、エコーと呼ばれる超音波検査で行われます。ほとんど健康な一般人を対象に大規模な検査を行うのはかなりの 高額な費用がかかります。

また、甲状腺がんの診断では、その結節に針を刺して細胞を吸引し細胞診という顕微鏡検査を行うことによってなされます。出血などの合併症のリスクもある侵襲的な検査です。

福島原発事故の周辺住民の発がんリスクは?

過剰診断の認知が広がる
このような背景から韓国では2015年ごろから甲状腺がん検診への見直しが徐々に広がってきています。早期発見早期治療というコンセプトは正しいこともあればそうでないこともあるということを皆が理解し始めました。これにより、直近のデータでは、甲状腺がんの罹患率が低下し始めました。」

結局、検査をしても見過ごしても問題のないがんを見つけてしまうだけで、がんだとわかって精神的ショックを受けてしまったり検査費用や時間などがムダになってしまうというデメリットが際立っていたということなのです。

検診はメリットとデメリットを天秤にかけてするかどうかを決めないといけません。通常の甲状腺がんのような悪性度の極めて低い疾患は、やたらと検査をすると検診のメリットをデメリットが上回ってしまうのです。


とにかく、これで甲状腺がんの多数発見はなんら騒ぐ必要のないことであると改めて裏付けられた格好です。

しかし、これで安堵というわけにはいきません。福島の被曝線量は何も問題ないと既に明らかになっているにもかかわらず、福島に対して風評被害を加える人が後を絶たないという深刻な問題があります。

「やはり全国各地で子供たちが今まで我慢してきたという事実の表れだと思います!
完全に差別です!
福島県出身を隠せという指導。
どうして何の罪もない福島の子供たちが汚名を着せられ人目を気にしながら生きなければいけないのか?
福島県の子供たちは、一生負い目を背負って生きていかなければいけないんでしょうか?
あまり騒ぐなと言う風潮がありますが、騒がなければ福島の子供たちはいじめられるままです!
国連の科学委員会は福島県の調査を5年以上続け、福島県に放射能の健康被害はないと言うことを公に発表しています!」

福島から避難した家庭の子供が金銭を脅し取られるなどの犯罪被害にあったことが報道されるようになってきましたが、全国的な福島に対する差別被害が深刻な問題となっているのです。

福島に住んでいる人は差別にさらされとても傷ついています。



「昨年夏、関東地方のデパートで試食販売をしていた。中年の女性から「おいしいねえ。これはどこ産?」と聞かれ、うれしくなって「福島です」と笑顔で答えた。

 その瞬間、女性は口に入れた桃を吐き出し、立ち去った。

 体がすくみ、言葉が出なかった。なんてことをするんだろう。最初は怒りを感じた。少し時間がたつと、とても悲しく悔しい気持ちになった。福島という地名を言っただけで、こんなに激しく拒絶されるなんて。」

こうした差別は原発事故が起きた直後から、事故から6年が経とうする今になっても続けられているのです。

こういった差別をヘリパッド反対派も繰り返していました。

SADLのメンバーのFUSAEも葬式デモなどという愚劣なパフォーマンスをして福島の人達の尊厳を傷付けていました。

これからも、こうした醜い差別主義者たちと戦わなければならないのかと思います。

広島、長崎の原爆では被爆者に対する差別が長く残りました。福島で同じことを繰り返してはいけないと思います。

福島では健康被害も、先天異常も何もありませんでした。福島の人達が差別される理由は、何もありません。

2016年11月 7日 (月)

葬式で他人に呪いをかける人たち

多摩美とかいう美大の学園祭で学校出身のデザイナーである佐野研二郎の葬式を勝手にとりおこなうなど嫌がらせをしていた集団がいるとのことでネッで話題になっていました。私はよく知らないのですが、佐野研二郎という人は東京五輪のエンブレムのデザインを巡っ物議をかもした人だそうで、葬式を勝手にやった連中はそんな佐野研二郎を揶揄する目的でやったのでしょう。しかし、これはあまりにも程度が低すぎです。人の死をネタにするなどやってはいけないことだというのが想像がつかないのでしょうか?あまりにも軽率で不謹慎だと思います。

他人の葬式を勝手にするというのは醜い発想です。しかし、他者の葬式を勝手にあげるなどという常軌を逸した行為をした連中が現れたのは今回が初めてではなかったのです。

福島に住む子どもの葬式を勝手にあげるなどという信じがたい行為をした連中がかつていたのです。それは、福島の人たちの尊厳を著しく傷つける愚かな行為でした。

福島の子どもの葬式を勝手にあげた連中は反原発派でした。福島第一原発の事故では放射性物質による汚染が生じましたが、量が少なかったので健康被害は生じませんでした。放射線によって死ぬ人など一人もいませんでした。にもかかわらず反原発派は、あたかも福島の子どもが死んだかのように葬式デモを行ったのです。彼らは福島の子供たちを勝手に死んだかのように扱ったのです。このような酷い侮辱があるでしょうか。

葬式デモが行われたのは大阪でした。大阪の人間が福島の人たちの尊厳を踏みにじったのです。どのような人間が参加していたのでしょうか。

このような侮辱をする人間は人として壊れているのでしょう。

葬式デモを行った人間は原発停止を訴えたかったのでしょうが、反原発になぜ坊主と棺桶を用意する必要があるのでしょうか?上に上げたFATE SOSEIのデモ報告を見ると本当に醜悪でした。そのような人間の語る言葉に何の価値もないと思います。


2016年9月27日 (火)

無知と偏見が福島の人たちを傷つける

久しぶりの更新です。

当ブログでは、以前も原発事故による風評被害の問題を取り上げ、福島県に対する偏見からデマを吹聴している人たちを批判しました。原発事故から5年以上が経ち福島第一原発の事故処理もだいぶ進んできています。また、喜ばしいニュースとして、福島県産米の全袋調査の結果、基準値超えゼロが達成されるなど、放射性物質による汚染もかなり改善されています。海産物などに関しても随時調査が行われ、海産物の汚染も心配ないレベルであることが確認されつつあります。福島第一原発事故により、福島県の人たちが被害を受けたという事実は変わりませんしとても悲しいことですが、すこしずつ事態が改善していることはいいことだと思います。

しかし、残念ながら福島の人たちの苦しみはまだまだ続いています。福島第一原発事故によって、原発周辺に住んでいた人たちは住む場所を離れざるを得なくなったことは事実です。避難によって生活が壊れてしまった事実は厳然としてあります。その事実から決して目をそむけることはできないでしょう。

また、以前の記事でも指摘したことですが、風評被害問題も深刻です。いまだに福島県産にネガティブなイメージを持っている人が少なくないのです。ある程度はやむを得ないことだとは思いますが、ネットで風評被害を【煽っている人】は特に福島県の実情を全然知りません。よく知らないで5年にもわたってデマが垂れ流されている状況は改善されなければならないと思います。風評被害を煽るデマを流す人たちは【なんとなく福島県産を避ける】程度ではなく、福島県の農家を人殺し呼ばわりしたり、福島では人がどんどん死んでいるなどと妄想にしてもあまりにもあり得ない話を吹聴したりと、あまりにも現実をしらない思いこみの激しさにまったく呆れるばかりです。



福島に寄せられるデマがどんなに荒唐無稽なものなのか、福島に住む人達の想いとは、まずは林智裕氏の記事を読んで皆さんによく考えて欲しいと思います。

そして、原発事故から5年がたった今に至って風評被害を助長するデマを吹聴している人、この人たちはなかなか冷静に現実を認識することは難しいのでしょう。判断材料を提示して「あなたの言うことは間違っています」と指摘したところでそう簡単に認識が変わるものではありません。ですが、彼らの流すデマによって被害をこうむる人がいる限り、そのデマを私は批判したいと思います。

デマを具体例を挙げて批判すると、例えば以下のようなデマを流している人がいます。


この記事は「福島第一原発周辺では不可思議な霧が晴れることがなくなった」として、それを根拠に核燃料と周囲の水が反応しているとしています。

ですが、この時点で記事を書いた人が当の福島に対してあまりにも無知であることがわかります。

というのは福島第一原発のみならず、この地方には霧が頻発するのは珍しいことではないのです。
『福島第一原発廃炉図鑑』という本に、この霧のデマについ指摘されていますので、222pから一部引用します。


「最近ですと、2015年10月発売の「週刊プレイボーイ」が「異様な白い霧」を指摘し、その理由として3号機のデブリが発熱しているのではないかという「憶測」を披露しています。他にも、インターネット上では、1F内に設置しているライブカメラに映る霧に再臨界を疑う有象無象の記事が存在します。」

霧について再臨界を疑うデマを流しているのは1つや2つではないということですね。霧の正体について『福島第一原発廃炉図鑑』で解説されていますので223pから引用します。

「ではなぜ、臨界していないのに、ここには「白い霧」が見られるのでしょうか。答えは簡単です。元から定期的に海霧が出る地域だからです。「白い霧」は、原発が建設される遥かに前から、当たり前に存在していたからです。東北地方にの海沿いには昔から、やませ(山背)という現象があります。初夏から夏にかけて日本の北東にあるオホーツク海気団から流れ込む冷たく湿った空気が日本近海の温かい空気と触れあって、しばしば海上で巨大な霧や雲を発生させるのです。東北地方沿岸部のみならず、規模によっては内陸部までをも覆います。」

というわけで、福島第一原発周辺の霧は昔からありふれた現象でしかないわけです。

霧で騒ぐのは義務教育の範囲内の昔からの自然現象を知らないだけです。このいい加減な言動をする人たちはいったいこの5年間何をやっていたのかと情けなくなります。

また、原発作業員の体調不良が隠しようがないというのもどうでしょうか。時折ネットでも作業員が劣悪な労働環境におかれ、体調不良が続出しているという情報もありますが、これも完全なデマです。
福島第一原発で働く人の数は、1日あたりだいたい6500人から7000人になります。週に2、3回しか働かない人もいるので、作業員の総数で言えばもっと多いことになりますね。このうちの半分くらいは、地元住民です。かれらは近くに実家があったり、マンションを借りて一人暮らしをしていたりと様々です。残りもう半分は遠方から通ったり、ホテルや旅館に長期宿泊しています。

ここで本当に作業員の体調不良が続発するようなら、本当に隠せるものではありません。本当にあったら大騒ぎになります。そうならないのはなぜかと言うと、何もないからです。要するに健康被害がどうのこうのというデマを鵜呑みにしている人は何も知らないから騒いでいるだけに過ぎないのです。

しかし、そんないい加減な主張でも、それらが情報空間に垂れ流される限り、福島の人たちを傷つける有害物質になります。福島第一原発事故から5年、福島に関心を持つ人もそれほどではない人も様々な人がいますが、いつまでも知らないままでいる訳にはいかないのではないのでしょうか。

何も知らない人がいい加減な事を言い、ただ普通に生活したいだけの人を苦しめる、そのようなことはもう終わってほしいと思います。

2016年4月17日 (日)

■川内原発停止せよと言っている人は恥を知れ■

被災地の状況は予断を許さない。未だに余震が続いているが被災地を通過する主幹線が断裂すると九州南部の電力供給は川内原発と川内火発、それと5基の水力発電のみで乗り切らなければいけない。

余震が続く今、主幹線の断裂による電力供給の途絶に最大限の警戒をしなければいけないでしょう。在宅酸素療法を受けている人などがそうですが、電力供給が途絶することが生死に直結する人達がいるものです。安定的に電力が供給出来るかどうかはまさに死活問題です。また被災地には電線の断裂による停電で吸引器が使用できず心配停止に陥ったら高齢者が救急搬送されるといった事態も既に発生しています。

このような非常事態にあるにも関わらず「川内原発は停止させるべきだ」と主張している人がいますがいったい何を考えているのか?原発にもリスクはありますが、あらゆるリスクを想定して事態に対応しなければいけない。川内原発を停止させた上で主幹線の断裂に至ればたちまち窮地に追い込まれます。

九電管内においても電力供給に余裕がありません。川内原発を停止させるとなれば供給余力は100万kWを切るそうです。相次ぐ余震、ひょっとしたらより大きな本震が後に控えているかもしれない。それによって主幹線や火力発電所がダメージを負えばもう後はないのです。川内原発の停止などを主張している人達はそうしたリスクを少しでも考慮していますか?そうした事態に陥らないと保証が出来ますか?より大きな直下型が来たら?津波が火力発電所まで押し寄せて来たら?

そうした事態には至らないと原発停止を主張している人は考えているのかもしれませんがなぜそこまで自信を持てるのか私には理解しかねます。

このような非常事態においてはライフラインの確保は非常に重要です。冷静な判断が望まれます。

2016年2月16日 (火)

報道ステーションの甲状腺がん報道に激怒

2月15日の報道ステーションで福島の甲状腺がんについて取り上げたそうです。私は見ていませんが、福島で放射線の影響で子どもの甲状腺がんが増えたと決めつけるような発言が司会者などからあったとのことです。

福島を中心に関東では子どもの甲状腺がんが増えていないか検査をしており、その検査結果は何回か発表されていますが、実のところ原発事故による甲状腺がんが増えたのか増えていないのかはいまだはっきりとはわからない段階です。

もっとも、チェルノブイリの原発事故では放射性ヨウ素で汚染された牛乳などが出荷され飲まれていたために子どもの甲状腺がんが増えたと言われていますが、福島ではヨウ素の汚染がそれほどではなく、汚染された食品もほとんど出回らなかったことから、甲状腺がんはほとんど増えないだろうというのが専門家の見解です。

しかし、報道ステーションは甲状腺がんが放射性物質のせいで増えているという印象操作をどうしてもしたかったようです。あきらかに放射線のせいだと言わんばかりの報道で、はっきり言って福島の人たちの不安を煽りたてるような番組になっていたそうです。

どうあっても放射線のせいだと言わなければ気が済まないようですね。

甲状腺がんは多くの子どもたちの検査をするようになってから多数見つかっています。もともと甲状腺がんが発見されることは少なかったのになぜ検査で多数見つかっているのか、それは理由があります。

甲状腺がんは珍しくない疾患なのですが、きわめて進行が遅く、自然に消滅することもあり、症状を訴えてから検査で発見されるのはまれです。それが症状がでていない多くの人を対象に検査をするようになってから多数発見されているだけだということですね。

もっとも、念の為に今後の検査でがんが増えていないかどうかの確認もしないといけないのですが。

まだはっきりしたことはわからなくても過剰に心配する必要はないと思います。
しかし、今回の報道ステーションにより、嫌な思いをした福島の方たちもやはりおられるようです。

次回は3月11日に甲状腺がんの特集をするとか・・福島の人たちをそっとしておくつもりはないのでしょうか。その日は東日本大震災の犠牲者の方たちを悼む日ではないのでしょうか?

しかも、報道ステーションは以前も酷い報道をやっていたみたいです。

いまだに福島への風評被害が蔓延しています。以前にも酷いデマを流す人のことをブログで批判しましたが、それ以外にも大手のメディアが風評加害まがいのことをやらかしているようでは、なかなか風評被害が払拭されないのかもしれません。正しい情報に基づいてみんなが判断できるようになってほしいと思います。

2016年2月10日 (水)

福島の高校生の論文が話題に 福島の外部被曝線量は高くない

福島の高校生である小野寺さんが物理学者の早野教授のサポートを受けて執筆した論文が世界的に話題になっているようです。

福島高校の早野さんらは、外部被曝線量を測定できる線量計を用いて、福島県内での被曝線量と福島県外や海外での被曝線量を比較してみました。2週間での測定結果を年間での被曝線量に換算すると福島県でもそれ以外の地域でもほとんどわずかな差しかないことがわかったのです。集団の中央値で比較すると、福島県内で0.63~0.97ミリシーベルト、県外で0.55~0.87ミリシーベルト、海外で0.51~1.1ミリシーベルトであったと記事にはあります。

比較してみると、県内、県外、海外でほとんど差がないことがわかります。これは大変喜ばしいことであり、健康被害への不安を感じている人たちも安心出来るのではないでしょうか?

執筆した小野寺さんが大事なことを仰っています。
「計測の結果、線量が高かったとしても、公表していました。データは計測するだけでなく、公表して、みんなで考える。リスクがあれば、それを回避する方法を考えればいい。客観的な根拠と事実に基づいて、判断することが大事なのだと思います」

たとえ線量が高い場所があるなどのリスクがあったとしても、ちゃんとした根拠と事実に基づいて対処していけばいいということですね。

たしかに原発事故の影響で放射性物質が拡散し、目に見えない放射線への脅威が高まりました。しかし、福島の皆さんは放射線について学び、出荷されるコメや野菜について検査をしたり放射線への知識を身につけたりして、安心して暮らせるように努力をされているのだと思います。今回の被曝量の測定調査によって、過度に放射線について怯える必要はないとの裏付けが1つ増えました。

http://blog.goo.ne.jp/tanutanu9887/e/a8d383b77ebe2f625fe07e56e0faac7e

【 原発事故による内部被ばくは避難しなかった人に比べ、県外避難した人はやや少なかったものの、臨床的に大きな差は見られないことが研究者の分析で分かった。初期の空気の吸引による内部被ばくは存在したものの、ごく小さい値だった。
 南相馬市総合病院の坪倉正治医師らが国際的な専門誌に発表した。
 事故の4カ月後、同病院で内部被ばく検査を受けた521人の結果を解析した。
 このうち県内避難は232人(44.5%)、県外避難は209人(40.1%)で、ほとんどが事故後1週間以内に避難していた。セシウム134が検出されたのは279人で全体の53.4%だった。
 避難と内部被ばくの量の関係を、性別や生活習慣などの条件を加味した数値で比較すると、避難しない場合と比べた相対リスクは屋内避難が0.88、県外避難が0.86となったものの、医学的な見地からは問題となる差ではなかった。
 避難しない場合と避難者に内部被ばくの大きな差がなかったのは、事故後の食品規制が効果的に働いたためとみている。】

福島産のコメも全袋検査して基準値超えはゼロ。流通しているコメの安全は保証されています。

被曝による発がんの増加も予測されないようです。もっとも外部被曝も内部被曝も福島とそれ以外の地域で差がないのだから当然ですね。

未だに福島の被曝への不安を煽りたて、風評被害を拡散する人は後を絶ちません。しかし、事故から5年近く経過した今、福島での放射線被曝の影響などまるでないという事実が明らかになりつつあります。私は今後とも復興に向かう被災地を応援したいと思っております。


2015年9月30日 (水)

妄想にとり憑かれた人の頭の中

前回の記事では【福島で使われていた中古車に乗って大量に鼻血をだした】など、およそ荒唐無稽なデマを信じて拡散している人のことを紹介しました。

今回はありえない妄想にとらわれている人の精神構造というか価値観についてちょっと考えてみたいと思います。

葛西海浜公園で顔つけが解禁になったことを『アウシュビッツ』と形容していますね。顔つけがアウシュビッツとはどういうことでしょうか。

葛西海浜公園では、長らく海面に顔をつける顔つけが禁止されていたのだそうです。理由は水質がよくなかったからです。それが、近年では水質が改善したことにより顔つけが今年から解禁になりました。

それをアウシュビッツとは、ようは海水が放射能に汚染されてるんだ!とでもいいたいのでしょうが、わざわざアウシュビッツの歴史的経緯を持ち出して引用するとはどういうことでしょうか。

それは、こうして放射能の脅威を煽っているこの人は『海水浴場で子どもたちに対する意図的な加害行為が行われている』という前提でツイートをしているということです。

『死ぬほど危険な行為をあえて海水浴客にさせている』ということを、ツイート主は主張したいようですが、果たしてあえて人に危険をわざわざさせようなんていう人がいるのでしょうか。

福島で使っていた車に乗ったら大量に鼻血を出したなんて言う人たちのことですから、きっと関東での海水浴だって殺人的行為なのでしょう、それを『あえて』させようなんて人がいるとは私には思えません。

風評加害デマを発信する人たちの中には、現在の福島では放射線障害により大量のがんや突然死が発生してそれが隠蔽されているという人がいるのですが、そうした隠蔽をしようとしたらよほど大量の人が隠蔽行為に加担しなければなりません。現実的にそんな隠蔽に手を貸す人が大量にいるでしょうか?もし少しの人が漏えいしたら簡単に公になります。そうした漏えいをおこさず隠蔽し続けるなんてできないはずです。

そうした妄想や陰謀論はもはやカルトの域と言っていいでしょう。それを信じる人は価値観が歪んでいます。ネットには結構デマ情報が溢れていて、そうした情報に触れ続けていて洗脳に近い状態になったのかもしれませんがそれにしても極端だなと思います。

妄想や陰謀論を振りかざす人はカルトの域にいますが、たいていは自分がカルトに染まっているという自覚はありません。彼らはよく風評被害デマを垂れ流し福島の人たちを深く傷つけますが、本人たちは善意でやっているつもりです。真実に気付かない人たちに本当のことを教えてやろうと、客観的に見ればありえないこと、たとえば【福島で使っていた車にのると大量に鼻血をだす】【海水浴で海面にかををつけることを解禁するのは虐殺のため】という情報をとにかく垂れ流すのです。そしてインターネット上で同じようなカルトの人たちと情報を交換し、より一層カルトにはまり込んでいくのです。

これはとにかく根が深い問題です。カルトを甘く見てはいけないと思います。風評加害者の言うことなんて耳を貸す人はすくないだろうから放っておけと言う人もいますが楽観的過ぎではないでしょうか。


デマ発信に対しては出来る限りの対抗措置をとるという気構えが大事ではないでしょうか。

このボランティアイベントを企画した者として投稿します。前回も書きましたが、当時著名人が誰も公に福島入りしてくれず、多勢の避難所の人達が、希望を失っていた中、川崎麻世さんに出会い、川島なお美さん、カイヤさん、国生さゆりさんに、声をかけても...

Posted by 西條 勝昭 on 2015年9月29日

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